【MS Flow】天気予報を自動的に連絡を受ける

このブログで学べること

・Microsoft Flowの基本的な使い方が学べます。

・Microsoft Flowのサービスを使って、自分が住んでる場所の天気予報を自動的に受けることが出来るようになります。


前回は、Microsoft Flowの利用について記載しました。
今回は、テンプレートを利用して、「住んでいる都市の毎日の天気予報を受け取る」ことを自動化していきます。
まずは、検索画面に「天気予報」と入れ検索してください。

そうすると、天気予報に関わるテンプレートが10種類以上でてきました。
今回はその中から、「住んでいる都市の毎日の天気予報を受け取る」をクリックします。

MSN天気、Notifications に緑の☑が入っていることを確認してください。
その後、「続行」をクリック。

そうすると、画面上にはフローが表示されます。
MicrosoftのFlowは、全て上から下に処理が流れていくようになっており、ループのような処理は行えません。
そのため、一方通行の処理を自動化することに向いてます。
それでは、設定を行っていきます。

Flowの設定

1、実行する時間を決定する。

「Recurrence」の詳細オプションを表示する。をクリックし、詳細オプションを表示してください。

毎日、朝の7時20分に天気予報を表示させたいので、そのように設定します。

間隔 :1

頻度 :日

タイムゾーン: (UTC+9:00) 大阪、札幌、東京

開始時刻 :空白

設定時刻(時間): 7

設定時刻(分):20

2、天気予報を取得する都市を設定する。
次に、Get forecast for today の設定を行います。
今回は、東京の天気予報を取得するので、場所に、Tokyo と入力してください。

3、お知らせする内容を設定する。

Send me an email notification の中身を見ていきます。
ここに記載してる内容でメールが届きます。
太陽マークが付いている四角のものは、変数になっており、毎日Flowが取得した値が自動的にそこに代入されます。

本文はHTMLのメールになっています。HTML文が書ける人は自由に変えてもいいかもしれません。
今回は、何も変更を行いません。最後に一番下にある「保存」をクリックしてください。
以上で設定は完了です。


テスト

保存したらテストを行います。
右上のテストから、「トリガーアクションを実行する」にチェックを入れて「テスト」をクリックしてください。
フロー実行が正常に開始されました。と表示されたら「完了」をクリック。
その後、Flowの完了画面が表示されます。

それぞれの実行時間が箱の右側に小さく書いてあるのですが、だいたい1〜2秒で完了しています。とても早いですね。

メールを確認する

Flowが完了したのでメールが届いているはずです。
MS Flowにログインしたメールアドレス(HotmailやOutlookのアドレス)にログインしてメールを確認してください。

まず題名です。

題名 : Weather for  *場所*  today is *条件*

場所の部分に「Tokyo,Japan」が代入されています。条件の部分に今日の天気「Partly Sunny」が記載されており、東京の天気は所により晴れ。ということがわかりました。
メール本文には、降水確率や気温が記載されています。
英文なのでわかりにくいかもしれませんが、Flowの「Send me an email notification」で本文内容をHTMLで書き換えれば、毎日届くメールも日本語になります。

感想・まとめ

テンプレートを使ったFlow実践はどうでしたでしょうか?
このFlowの設定は、5分もかかっていません。毎日天気予報を取得してメールを送るシステムを構築しようとすると、慣れた人でも何時間もかかると思います。
でも、MicrosoftのFlowを使えばシステムの知識も不要で簡単に自動化できます。

しかも、無料でたくさんのテンプレートがあります。
テンプレートを眺めながら、どれを使うと自分の作業が楽になるかな?と考えるだけでも楽しくないですか?

ぜひ、Flowを使ってどんどん自分のタスクを自動化し、自由な時間を増やしていきましょう。

次回は、また別のテンプレートを紹介していこうと思います。

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